2024年11月2~3日に横浜市で開催された第18回日本薬局学会学術総会で、シンポジウム「高齢者施設における薬剤師の本質的業務を考える」が開かれ、訪問診療同行時の工夫や、地域の在宅患者の受け入れに関する課題などが議論された。
日本医療労働組合連合会(医労連)と日本自治体労働組合総連合(自治労連)、全国大学高専教職員組合(全大教)の3団体から成る医療三単産共闘会議は2024年11月1日、福岡資麿厚生労働大臣宛てに医療・介護のケア労働者の賃上げと人員配置増を求める要請書を提出した。要請書では、医療や介護現場で働く… ...
オランダUtrecht大学病院のLisaP.vanderRijst氏らは、中等症から重症のアトピー性皮膚炎(AD)があり、デュピルマブ、メトトレキサート(MTX)、シクロスポリンA(CsA)による治療を開始した12~17歳の患者を追跡するコホート研究を行い、3年後までの治療継続状況を調べたところ、デュピルマブの継続率 ...
※AI音声合成技術を使用しています。そのため、一部読み方の誤りや不自然な発音がある可能性があります。あらかじめご了承ください。 (1)BMJ誌から男性のメトホルミン使用、子の先天異常リスク増やさず 国立台湾大学のLin-Chieh Meng氏らは、ノルウェーと台湾で全国的なコホート研究を行い、精子形成期間に男性がメトホルミンを使用することが、子どもの先天異常リスクに影響を与えるかについて検討し、ど ...
米国Kansas州立大学のBrittonScheuermann氏らは、米国民健康栄養調査(NHANES)の参加者データを利用して、米国心臓協会(AHA)が作成した新たな心血管疾患(CVD)イベントリスク予測方程式(PredictingRiskofCardiovascularDiseaseEvents:PREVENT)の外部検証を実施。PREVENTを用いたCVD10年死亡リス… ...
2025年7月に、6年ぶりの改訂が予定されている「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(以下、JSH2025)。第46回高血圧学会総会(会期:2024年10月12~14日、開催地:福岡国際会議場[福岡市博多区])で、作成委員長を務める琉球大学病院長の大屋祐輔氏が、JSH2025の草案について発表した。高血圧の基準… ...
2024年11月2日~3日、日本薬局学会と日本保険薬局協会(NPhA)が主催する第18回日本薬局学会学術総会が横浜市で開かれ、日本薬局学会理事長の政田幹夫氏が、理事長講演「日本薬局学会のこれから」に登壇。同学会の今後の活動と、薬局薬剤師が果たすべき役割を語った。
国立台湾大学のLin-ChiehMeng氏らは、ノルウェーと台湾で全国的なコホート研究を行い、精子形成期間に男性がメトホルミンを使用することが、子どもの先天異常リスクに影響を与えるかについて検討し、どちらの国でも2型糖尿病でメトホルミンを使用していた男性にリスク増加は見られなかったため、子ども ...
本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。10月21~27日に最もツイート数が多かったのは、NEJM誌の論文「FinerenoneinHeartFailurewithMildlyReducedorPreservedEjectionFraction」(HFpE ...
近年、美容を目的に自由診療下で医行為を行う美容医療の需要が高まっている。市場規模の拡大に伴い、若手を中心に美容医療の道に進む医師も増加。初期研修修了後すぐに美容クリニックに就職する「直美(ちょくび)」の医師は年間200人を超えるとも言われている。美容医療が医師のキャリアの選択肢の1つ ...
2024年3月末時点の薬局数は6万2828軒で、前年度に比べて453軒(0.7%)増加したことが、厚生労働省が2024年10月29日に公表した衛生行政報告例の概況で分かった。都道府県別では、32の都道府県で増加し、15の県で減少した。増加数が最も多かったのは大阪府で111軒、次いで東京都が52軒、埼玉県が47軒、… ...
フィンランドEasternFinland大学のAleksiHamina氏らは、スウェーデンで登録された統合失調症スペクトラム障害患者を対象にしたコホート研究を行い、オランザピン経口薬を基準にして、治療薬ごとに再発による入院や治療失敗リスクを比較したところ、最も再発リスクが低かったのは、パリペリドンの3カ月 ...